山本彰彦さん(平成14年普通科12組卒) 東大~公認会計士~そして漁師へ
山本彰彦さん(平成14年普通科12組卒)は、現役で東大理科一類に合格、
卒業後は公認会計士として大手監査法人で働いていましたが、いずれは地元に戻り、親や祖父母の面倒をみたいと考えていたそうです。お父さんには反対されたそうですが、山本さんは1年かけて説得し、2016年山本さんご自身の奥さんや子供さんを京都に残し、単身敦賀市に戻ってきました。
漁師の家庭で育ったとはいえ、4年前までは公認会計士として働いていた山本さん、漁師としては不慣れなことも多くあるようです。しかし「分からないことがたくさんあるが、毎日が新鮮で楽しい」とのこと、敦賀ふぐや敦賀真鯛の養殖を中心に沿岸漁業を行い、船上で網を振るう毎日を過ごしています。
「毎年、海や魚の状況が違う」という戸惑いや危険なこともあり、「気を抜いたら命に関わる一方で、自由さや新鮮さに触れられる。これからも続けたい。」と話しています。
休日には京都にいる家族のもとへ帰ります。
「やりたいことを許してくれる家族に感謝している」・・・
ご家族から活力をもらうことで、敦賀に戻り漁師として頑張れるのかもしれませんね。
異色の肩書を持つ漁師 山本さん、奮闘中です!
農園から国際協力と地域おこし… 田谷徹さん(平成5年普通科10組卒)
田谷徹さん(平成5年普通科10組卒)は、現在福井市で農園を営んでいます。
ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、去る5月29日(金)FBCテレビで放送された、FBCスペシャル2020「大地のバトン」~土に希望の種をまけ~ という番組の主人公が田谷さんです。
大学卒業後青年海外協力隊に参加し、インドネシアで営農指導を行いました。
2000年に帰国後就農しましたが、2003年には再びインドネシアへ…
インドネシアの農科大学の大学院で農村社会学を専攻、2006年に福井に戻り
代々続く農家を受け継ぎました。
土にこだわり、健康な土で作った野菜は健康になり、健康な野菜を食べれば人も健康になると考え、まずは土作りから行っています。
また、農園田谷のプロジェクトとして、縁のあるインドネシアから実習生を受け入れています。実習生たちが帰国後活躍し地域に貢献できるよう学習の場を提供するとともに、帰国した実習生のもとを訪ね、悩み等の相談に乗る手厚いフォローも続けています。
地元でも、若い農業従事者たちとの勉強会「田谷ゼミ」を開催し、情報交換したり協力したりすることで、野菜作りを行っています。
約50種類の野菜を作っているそうで、旬の野菜の詰め合わせの販売もしています。新鮮な野菜をたっぷりいただいて、体の内側から健康になりたいですね。
農園たやのホームページから購入できます。(野菜おまかせ便)
皆さんも是非召し上がってみてください。
これからも、新鮮でおいしい野菜を提供していただきたいです!
同窓会総会・桐友会中止のお知らせ
同窓会では来る7月4日(土)、開学140周年を記念し大々的に総会と桐友会の開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、実行委員会を開くことができない状況です。いろいろ検討いたしました結果、総会や桐友会での3蜜やウイルス対策につきましても対応が難しいと判断し、苦渋の決断ではありますが、本年度の総会と桐友会を中止させていただくことになりました。来年度、開学140周年記念と141年を合同で開催したいと考えておりますので、改めましてご協力をお願い申し上げますとともにご出席をお待ちしております。
皆様も、行動の自粛や3蜜を避ける、マスクをつける、手を洗うなど新型コロナウイルス対策を十分になさって、日々お過ごしください。
令和2年度桐友会(同窓の集い)のお知らせ
北陸学園同窓会では、北陸学園が本年開学140周年をえることを祝して、桐友会を
下記の通り大々的に開催いたします。
桐友会は卒業年度にかかわらずどなたでも参加できます。一人でも多くの方に参加いただき、北陸学園の開学140周を祝うと同時に旧交を深めていただけるよう、増田喜一郎実行委員長(平成6年卒)はじめ、年度を超えた実行委員の方々がいろいろな企画を考えています。
また、ご協賛もお願いしたく、多くの皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
記
日時 令和2年7月4日(土)
午後2時~ 総会
午後3時~ 講演会
午後5時~ パーティー
会場 福井フェニックスプラザ
会費 ¥4,000 (前売り¥3,000)
日にちと会場以外は変更する場合があります。その都度ホームページにてご案内いたします。
めざせ 東京オリンピック!!ハンドボール男子 柴山裕貴博選手(平成23年普通科2組卒)
ハンドボール男子 柴山裕貴博選手(平成23年普通科2組卒 日本リーグ大崎電気所属)は日本代表に加わった昨年4月、夢に見たオリンピックへのチャンスを掴みました。
このことで闘志に火が付き、「結果を出さないと次はない。」右サイドのサウスポーとして生き残りを懸け、16日からのアジア選手権に臨んでいます。
中学2年でハンドボールを始め、監督に勧められるまま北陸高校に入学。それまでは、北陸高校が強豪校とは知らなかったそうです。平成22年、沖縄インターハイでは優勝、同年千葉国体では2位に輝いています。練習に明け暮れ充実した毎日の高校時代、「ただ純粋に成長したいと、それだけを考えていた」とのことです。その姿勢は今も変わっていません。
高校時代から「右45度」を担ってきました。大崎電気では出場機会に恵まれない時もありましたが、サイドとしての出番が回ってきました。「元45度」この経験が大きな武器となりました。
身長が低く、限界を感じていたそうですが、これがぴたりとはまったそうです。
サイド本来の攻撃に加え、45度の位置に回り込んでのミドルシュートも自在にこなします。「フェイントを駆使してGKに的を絞らせない。動きで勝負。」という才能を開花させ、代表監督の目にとまりました。
男子ハンドボールは、オリンピックでは開催国枠があり、オリンピックにはソウル大会以来32年ぶりの出場となります。
オリンピックメンバーは開幕直前に決まります。怪我などに気をつけて、オリンピック出場をかなえてほしいですね。代表入りとオリンピックでのまずは1勝を目指し、柴山選手の挑戦が続きます。
メンバー発表を、楽しみに待ちたいものです。