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山本彰彦さん(平成14年普通科12組卒) 東大~公認会計士~そして漁師へ

2020年6月5日

 山本彰彦さん(平成14年普通科12組卒)は、現役で東大理科一類に合格、

卒業後は公認会計士として大手監査法人で働いていましたが、いずれは地元に戻り、親や祖父母の面倒をみたいと考えていたそうです。お父さんには反対されたそうですが、山本さんは1年かけて説得し、2016年山本さんご自身の奥さんや子供さんを京都に残し、単身敦賀市に戻ってきました。

漁師の家庭で育ったとはいえ、4年前までは公認会計士として働いていた山本さん、漁師としては不慣れなことも多くあるようです。しかし「分からないことがたくさんあるが、毎日が新鮮で楽しい」とのこと、敦賀ふぐや敦賀真鯛の養殖を中心に沿岸漁業を行い、船上で網を振るう毎日を過ごしています。

「毎年、海や魚の状況が違う」という戸惑いや危険なこともあり、「気を抜いたら命に関わる一方で、自由さや新鮮さに触れられる。これからも続けたい。」と話しています。

休日には京都にいる家族のもとへ帰ります。

「やりたいことを許してくれる家族に感謝している」・・・

ご家族から活力をもらうことで、敦賀に戻り漁師として頑張れるのかもしれませんね。

異色の肩書を持つ漁師 山本さん、奮闘中です!

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