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田中佑典さん(平成16年普通科10組卒業)

2020年11月27日

生活芸人としてのライフワーク  「微住」とは…

田中佑典さんは、敢えて台湾には住まずに台日系カルチャーを発信。日本と台湾を行き来しながら、カルチャーマガジン「LIP 離譜」を発刊、台日間での企画、プロデュース、執筆、
クリエイティブサポートを行ってきました。2017年には東京蔵前で、台湾カルチャーに特化したTaiwan Tea&Gallery「台感」をプロデュース、その他語学教室「カルチャーゴガク」を主宰、著書に「LIP的台湾案内」、2018年にはロハスデザイン大賞を受賞するなど、多才な活躍をされています。

皆さんは「微住」や「微遍路」という言葉を聞いたことはありませんか?ちょっと聞き慣れない言葉ですよね。「微住」というのは、福井県のPR本を台湾のカルチャー誌「秋刀魚」とコラボして作った際にコンセプトとして用いた造語で、地方に一定期間滞在し、ローカルな暮らしを体験する旅スタイルのことだそうです。
この「「微住」を提唱し、「微遍路」と称して今年9月大野市を出発、1ヵ月かけて高浜町まで歩いて県内を縦断しました。
見ず知らずのおばあちゃんが飲み物をくれたり、宿がなければ泊めてくれる人がいたり、旅を知った人の紹介で、自然発生的に人との繋がりができ、地域のキーパーソンにも多く出会えたとのことです。また、「歩く」ということで、車で移動しピンポイントだけを見るのではなく、途中にある見逃しそうなものにも興味を惹かれたりという感覚を味わえたそうです。この様子はテレビや新聞にも取り上げられ、ご覧になった方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

田中さんは高浜町にゴールしたと同時に「微遍路」復路編に挑むことを宣言しました。
それは、不思議と達成感がなかったから・・・だとか。
まだ見逃しているところがある。そしていろいろ協力くださったり、ご縁があって繋がった人たちに恩を返したい。そういう出会いの繰り返しで、地域での関係も深くなるとの思いからの宣言となったそうです。

現在は、FBCテレビで、本年12月28日(月)正午から放送予定の福井を台湾に向けて紹介する番組作りのため、東京と福井を行ったり来たりの忙しい日々を過ごしているとのこと、番組が待ち遠しいですね。
皆様も是非ご覧ください。

これからもますます活躍されますよう、応援よろしくお願いします。

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