ニュース

犠牲者の慰霊を・・野村泰弘さん(平成22年卒業)

2018年6月28日

福井市足羽山に、福井空襲と福井震災の犠牲者を慰霊するため、約70年前に建てられた弘法院大師堂があります。
この大師堂に1年前から住む僧侶がいらっしゃいます。
野村泰弘さん(平成22年卒業)です。
野村さんは、この大師堂の建立の由来や、近くに慰霊碑塔や復興慈母観音があることを知り、当時の復興に対する市民の思いに触れ、「若い世代が災禍の記憶をつないでいかなければ」と話しています。
大師堂は昨年6月から野村さんが管理し、開堂1年を機に28日に月例祭を始めることにしました。
今年は地震から70年目という節目の年にもあたり、記憶を風化させてはいけないという思いを強くしています。毎月の例祭では、大師堂の由来や慈母観音についての説明も聞けるそうです。
月例祭は午後2時から行われます。

PAGE TOP